平成29年2月8日 今年4月完成を予定‐鯨山の最終模型

 先に発行した本紙号外(平成28年8月20日付)でお知らせしましたように、平成曳山「鯨山」を和紙と麻布で形を造り、国産漆で仕上げるという、伝統的な制作技法で制作することは断念しました。
 しかし「鯨山」の制作そのものを断念したわけではなく、現代の技術を活用して、できる限り補修が不要で長期間使用でき、保管のために格別の設備を必要としない構造と仕上げをめざして、「鯨山」の模型制作を続けています。

国芳の鯨
鯨山模型の例
 写真は、浮世絵師・歌川国芳が描いた「宮本武蔵の鯨退治」を模した鯨山模型です。この鯨は背びれがないので、江戸時代の呼子町小川島で主に捕っていたセミ鯨です。さすがにデザイン的には面白いのですが、武蔵と死闘を演じている場面であるせいか、親しみの持てる印象とはなっていないようです。
 今後もデッサンや模型試作を重ね、多くの人に親しんでもらえる「鯨山」を目指し、その実物大制作の基となる最終模型を、今年4月に完成させることを当面の目標にしています。
 そして大きな問題がなく順調に行けば、来年春には実物大の平成曳山「鯨山」が完成する見込みです。

全国唐津っ子連合 理事 進藤正昭

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